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森口博子 デビューはガンダムの主題歌
子供の頃から歌手を夢見てきた森口博子さんですが、その経歴はまさにガンダムと共にありました。
15歳の時には、素人のオーディション番組『勝ち抜き歌謡天国』に参加して見事優勝。
翌年には全国大会で準優勝したことで業界からスカウトされます。
そして『機動戦士Zガンダム』のテーマ曲『水の星へ愛をこめて』が17歳の森口博子さんのデビュー曲になりました。
こちらの曲ですね↓
森口博子『水の星へ愛をこめて』動画
今のようにアニソンがメジャーな存在ではなかったので、これで大ブレイク!!っとはならなかったそうですが、彼女の人生を変える大きなキッカケになりました。
そして地道な努力もあり'91年からは全歌手憧れの「紅白歌合戦」に出場も果たしています。
アルバムもオリコン月間ランキング5位を獲得して歌手として順風満帆と思いきや・・・・森口博子の思惑とは別にTVでの仕事はバラエティー番組への出演が主だったようです。
その後も試行錯誤を繰り返すも世間ではバラドルのイメージが強くなってしまいました。確かに私も勝手にタレントさんだと思っていました。
森口博子を再び救ったガンダム
本業は歌手であるのに、キャラが良すぎたりすると歌以外の仕事は来てしまうのは不可抗力ですよね。
売れない芸能人からすると贅沢な悩みなのかもしれませんが、森口博子さんの昔からの夢は歌手になるコトです。
バラドルのイメージが先行するのは、周りが思うほ満たされた状態ではなかったのでしょうね。
そんな中、2018年2月にリリースした、『CRフィーバー機動戦士Zガンダム』の搭載曲『鳥籠の少年』が大ブレイク!!
森口博子『鳥籠の少年』動画
数々のチャートで1位を獲得し、再び歌手森口博子の実力を世間が認知しました!歌手としての活動をあまり知らなかった私はあまりの歌のうまさに驚きました。www
森口博子 ガンダム 回顧に関する記事
「今の私があるのはガンダムのおかげ。逆境を迎えるたびに救ってもらいました」
笑顔でこう話すのは、歌手でタレントの森口博子(51)だ。8月7日にリリースしたガンダムソングのカバーアルバム『GUNDAM SONG COVERS』が、オリコンランキング3位に。トップ10入りは、彼女にとって実に28年2ヵ月ぶりの快挙だ。さらにアルバムチャートトップ10入りインターバル記録では、歴代女性アーティスト1位を記録した。人生の転機には、必ずガンダムがいたという森口。ガンダムとの不思議な縁に包まれた半生を振り返る――。
「子どもの頃から歌手になりたくて、多くのオーディションを受けたんですが見事に落ちまくって……。日記に『私には何が足りないんですか』と書くほど悩んでいました。転機になったのが『勝ち抜き歌謡天国』(NHK)。母から『肩の力を抜いて受けてみたら。軽い気持ちで』とアドバイスされ、15歳の時に挑戦した大会です。この番組で優勝。その後16歳の時に全国大会で準優勝。レコード会社の方から声をかけられ、17歳の時にガンダムの主題歌オーディションに合格してデビュー曲として歌わせていただいたのが、『機動戦士Zガンダム』のテーマ曲『水の星へ愛をこめて』でした。ガンダムは、中学校の卒業アルバムの年表に『ガンプラブーム』と明記されるほどの社会現象になっていた。そんな大作の主題歌を歌えるなんて夢のような思いでした」
だが、デビュー直後はツラい状況が続いた。曲はガンダムパワーでスマッシュヒットしたが、当時のアニソンは地味な存在。レコード店ではなかなか目立つ場所に置いてもらえず、寂しい思いをしたという。
「お客さんが手に取ってもらえるよう、レコード店では同じ『ま行』にある大先輩・松田聖子さんのラックに自分の作品を置いたこともあります。仕事がないのも悔しかった。私は堀越学園(東京都中野区)の芸能コースに通っていたんですが、さも仕事があるフリをしてよく早退していました。下宿に帰っても心配されるので、近くの教会に行って『神様、お仕事をください』とお祈りしたこともあります。所属事務所からは『才能がないから実家のある福岡に帰したほうがいい』とリストラ宣告。高校卒業間近のことです。事務所の人には『どんな仕事でもやります。地元に返さないでください』と泣いてお願いしました」
◆顔を覚えてもらうための“3点セット”
'91年からは6年連続でNHK「紅白歌合戦」に出場。最新アルバム『GUNDAM SONG COVERS』はオリコン月間ランキング5位でロングヒット中
事務所から来たのはバラエティの仕事だ。「オスのロバを口説く」「真冬の滝に打たれる」――。森口は“バラドル”としての仕事を必死にこなした。「全力でやれば、必ず歌手としての仕事がまわってくると信じていました。同期のアイドルの子たちの中にはおカネをかけて宣伝する子もいましたが、私には華やかなプロモーションはありませんでした。自分で考えるしかありません。思いついたのが、『三つ編み』『リボン』『帽子』という3点セットでの出演です。名前が少し浸透したら三つ編みをほどいた髪に『帽子』、さらに有名になったら『帽子』も取るという具合に。顔を覚えてもらうために、特徴的なアイテムを引き算で減らしていったんです」
バラドルとして人気が出ると、再びガンダムの話が持ち込まれる。森口の代表曲となる、’91年に公開された劇場版アニメ『機動戦士ガンダムF91』の主題歌『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』を歌うことになったのだ。同曲はオリコン9位に入るスマッシュヒットとなった。
「『森口博子って歌手だったんだ』と認識してもらえるようになりました。’91年からは6年連続で紅白歌合戦にも出場させていただき、嬉しかったです。やっと歌手としてスタートラインに立てたという思いでした」
森口はタレントや歌手として、平均睡眠時間3時間という多忙な日々を送る。30代になると不規則な生活がたたったのか、体調を崩してしまう。
「厄年って本当にあるんですね。人間関係も仕事も恋愛も急にうまくいかなくなってしまって……。そんなどん底の時期に、母がくれた言葉があります。『そういう時こそ笑顔でいなさい。周りの人に感謝しなさい』と。最初は作り笑いしかできませんでしたが、笑みを絶やさずにいると不思議と物事が好転し始めたんです」
好転の象徴は、またもやガンダムだった。’18年2月にリリースした、『CRフィーバー機動戦士Zガンダム』の搭載曲『鳥籠の少年』である。この曲が、レコチョクのジャンル別週間1位。GYAO!MVデイリーランキング1位。レコチョクでは今でも複数の楽曲が人気ランキング1位。NHKの視聴者投票企画「全ガンダム大投票40th」で、360曲以上の中からデビュー曲『水の星へ愛をこめて』が1位――。4つの1位を獲得する栄誉が続いたのだ。
「母に『波が来てる』と言ったら『波に乗せてもらっているのよ。謙虚な姿勢を忘れないように』とたしなめられました。納得しましたね。そして令和元年にカバーアルバムがオリコン3位にランクインして、感謝の気持ちでいっぱいです。様々な時代を乗り越えてきた、ファンの皆さんとの歴史が詰まった1枚です! 今の私があるのは熱いファンの方やスタッフの皆さんのおかげ。私を救ってくれたガンダムのテーマソングは、80代のオバアちゃんになっても歌うんだと勝手に思い描いています」
森口はガンダムの曲を歌い続けるため、朝起きて白湯を1杯飲むなど、ノドの調子を整える努力を怠っていない。
……………………
森口博子(もりぐち・ひろこ) 歌手・タレント。福岡県出身。'85年テレビアニメ「機動戦士Zガンダム」の主題歌『水の星へ愛をこめて』でデビュー。音楽活動と並行して様々なジャンルで活躍。'91年に映画「機動戦士ガンダムF91」の主題歌『ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~』がヒット。初のオリコントップ10入りを果たす。最新アルバム『GUNDAM SONG COVERS』もオリコン月間ランキング5位になるロングヒット中だ。10月23日には鮎川麻弥とコラボした、SANKYO「フィーバー機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」搭載曲『追憶シンフォニア/果てないあの宇宙へ』をリリース
人生は山あり谷あり、意外にことが人生を一瞬で好転されることってありますよね!?
森口博子 ガンダム 回顧に対してのネットの反応
- 水の星へ愛をこめては今でも名曲だと思う
- 努力は裏切らない
- 歌手森口博子は大好きなんだけどな
歌唱力なら安室とかよりも上だと思うしなんでアイドルになったのかが分からない
今からでも歌手としてやって欲しいな - パチンコ用の曲があると初めて知った
- 久々にCDなんて物買ってしまったよ。
良い声してるね。
森口博子 ガンダム 回顧についてまとめ
誰もが憧れた職業や夢を得られる訳ではありませんが、少しでも近づくために努力をしたりする姿は美しいですね!
売れない時代や様々な苦境を乗り越えたからこそ、ガンダムとの出会いがあり人生を大きく変えることが出来た。
パワーをもらえるそんなお話でした。
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